大相撲初場所(10日初日・両国国技館)の幕内取組に懸かる懸賞が、15日間で過去最多だった昨年秋場所の1979本を上回り、2000本前後となる見通しであることが8日、日本相撲協会の担当者の話で分かった。

 相撲人気を示すように、新規で8件の申し込みがあり、長野県出身の御嶽海には長野銀行などが15日間懸賞を出す。巡業開催など相撲と関わりの強い新潟県糸魚川市は横綱白鵬の取組に懸ける。地方自治体による懸賞は珍しく、協会担当者は「ご当地力士の応援など、今後も広がってくれれば」と期待を寄せた。