西十両13枚目の宇良(23=木瀬)が、元幕内で東十両12枚目の千代丸(25=九重)を寄り切りで破り、3勝2敗と勝ち星を先行させた。

 立ち合いでいつものように低く当たると、相手も慎重になって動きが止まったが、すぐに千代丸の左腕を手繰って体勢を崩し、寄り切った。手繰った動きについては「失敗した。土俵の位置を把握できていなかった」と話したが「結果的に勝てたので良かった」とひと安心だ。

 新十両場所も、序盤5日間を終えた。初日こそ体の動きが硬く見えたが、その後は徐々に本来の俊敏さが出てきている。「5日間終わっただけ。何もないですよ。5日間で体調崩れてるようじゃダメ」ときっぱり。気を緩めることなく、中盤戦に臨む。