第7回となるAKB48選抜総選挙が、6月6日に福岡・ヤフオク!ドームで開催されることが19日、分かった。公式ブログで発表された。09年の第1回の会場は東京・赤坂BLITZで、その後は日本武道館や横浜・日産スタジアム、昨年は7万人収容の味の素スタジアムと移してきたが、いずれも東京近郊。関東以外での開催は初めてとなる。

 会場決定の経緯についてブログでは「昨年、一昨年は、緊張感を肌で感じていただこうと野外会場で開催しておりましたが、天候の不安や夜の騒音問題などの懸念事項があり、本年は室内での実施を検討していました」と説明している。全国の大規模会場を対象に検討した結果、ヤフオク!ドームに決まったという。今年10月に新潟を拠点に置く国内5つ目の姉妹グループNGT48の始動も決まっており、今まで以上に地方でのイベント開催も視野に入れていたとみられる。

 会場は、福岡・博多に拠点を置くHKT48の専用劇場と目と鼻の先。HKT48にとって初の「ホーム戦」となる。同グループの劇場支配人で昨年2位の指原莉乃(22)、昨年1位のAKB48渡辺麻友(20)、同3位の柏木由紀(23)の3強は総得票数が10万を超えており、今年も「優勝候補」。今年の1位獲得を宣言したSKE48松井珠理奈(18)や握手会人気グループNO・1のNMB48山本彩(21)ら各姉妹グループの中心メンバーも頂点を狙う。

 参加メンバーについては一昨年、昨年に続き、立候補制を導入。卒業生も資格があった年もあったが、今年は20日時点でグループに在籍しているメンバーに限られる。8月発売予定の41枚目シングル曲のセンターポジションをめぐり、恒例のビッグイベントが今年も開催される。