NMB48のライブハウスツアー、チームM公演が1日、地元大阪のなんばHatchで行われ、1期生沖田彩華(20)が加入6年目で初めて選抜入りする14枚目シングル(タイトル未定)が初披露された。

 同楽曲は4月27日発売と、沖田の初選抜以外、タイトルも選抜メンバーも人数も発表されていない。1月に公開されたグループ初のドキュメンタリー映画「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48」の中で、1期生加入で現役ながら、いまだ選抜経験のない沖田にスポット。次作楽曲で選抜入りが決まった模様が収められ、新曲情報は、沖田の選抜入りだけが決まっていた。

 この日、やっと発売日が告知され、楽曲を先行初披露。王道ポップス風の青春ソングとなっている。

 キャプテン藤江れいな(22)は「タイトルを含め、まだあーぽん(沖田)以外、選抜も決まっていないので、異例の事態です」と苦笑。初選抜が決まった沖田は「6年目にしてやっと初選抜ということで、また、映画の中で(選抜入りを)発表という異例の展開で、びっくりされたでしょうが、やっと皆さんにうれしい報告ができました」とあいさつした。

 また、この日は、チームN、M、B2で別れて、全国のライブハウスを回るツアーの中で、M公演の初日。地元でスタートしたチームMはダブルアンコールにもこたえて、全29曲をパフォーマンス。デビュー曲「絶滅黒髪少女」から全13枚シングルのノンストップ・メドレーも披露した。

 チームM最年長のキャプテン藤江は「正直、うわー体力もたねえ~って思ったけど、皆さん(の応援)が力をくれてあっという間でした」と元気いっぱいだった。M公演は2日も同所で行われる。