元AKB48で、インドネシア・ジャカルタのJKT48仲川遥香(24)が16日、東京・秋葉原のAKB48劇場で凱旋(がいせん)公演を行った。

 柏木由紀、渡辺麻友らと同じAKB48の3期生。4年前の12年11月にJKT48へ海外移籍した。年内限りのグループ卒業を表明済みで、この日がAKB48劇場で最後の公演となった。「4年ぶりにデビューした劇場に帰ってきて懐かしい。アイドルをやめる前に、もう1度だけここに立ちたかった」。日本のファンたちに最後の勇姿を見せられることに感慨無量だった。仲間のインドネシア人のJKT48メンバーにとっては初の東京公演だった。仲川は「卒業してもインドネシアでタレントとして活動もしますし、通訳やいろんな仕事にも挑戦していきます」と意欲的だった。