AKB48チームAと兼任するNMB48チームNの横山由依(20)が20日、大阪・NMB48劇場で、チームN最終公演を行った。横山は、前半の自己紹介から、すでに涙。満席の客席を見渡して「初めてこの劇場から見たときと同じ景色なんですけど、そのときよりも、もっと、もっと、みんなあったかい…」と、昨年8月の兼任発表から同解除までの8カ月を振り返った。

 キャプテン山本彩(19)が「今日は、リハーサルから(横山が)泣いていた。『メンバーが視界に入ると泣いちゃう』って言ってたから、いっぱい視界に入る」と宣言すると、横山の涙腺はさらに緩んだ。

 アンコール後のあいさつでは、キャプテン山本彩からの手紙を受け取り、さらに涙があふれた。感極まりすぎて「ほんとに私、こういうの下手で、下手で」と、ファンにお詫びしながらも、NMB48が今年の目標を単独での紅白歌合戦出場に定め、2月に初アルバム「てっぺん、とったんで!」を発売。NMB48メンバーと心をともにしていただけに「てっぺん、とったんで(紅白出場)も、かなり(実現しても自分はメンバーではなく)つらい状態になったのもつらい」と、素直に心情を吐露した。