唐沢寿明(62)が2日、横浜市内のローソン・ユナイテッドシネマSTYLE-S みなとみらいで行われた主演映画「ミステリー・アリーナ」(堤幸彦監督、22日公開)横浜国際映画祭舞台あいさつに登壇。

自身が演じる、国民が熱狂する生放送の推理クイズ番組「ミステリー・アリーナ」の司会者・樺山桃太郎の所業を目の当たりにした観客に向かって「顔つきを見ると、僕に相当、ムカついている様子が感じ取れるんですが…役ですのでね。僕の本心とは違うんで」と観客に理解を求めた。

「ミステリー・アリーナ」は、16年に国内のミステリーランキングを席巻した、深水黎一郎氏の同名小説の実写化作品。唐沢が演じた樺山は、全国民が熱狂する生放送の推理クイズ番組「ミステリー・アリーナ」の司会者の役どころ。難攻不落の推理問題に正解者が現れず、キャリーオーバーで賞金が100億円に膨れ上がった中、出題された「嵐の中、孤立した洋館で起きた殺人事件」にえりすぐりの6人の解答者たちが挑む物語だ。

唐沢は「自分でやっていて、自分の役が本当にムカついたし、腹が立ってしょうがなかったくらい。でも、俳優だから、こんなのもいいかな? と思って」と笑った。そして「どう映像にするんだろう? と考えながら原作も読んでいましたから。台本も読んでいるにもかかわらず、見て、犯人が誰なんだろうと推理し、考え始めるくらい没頭しました。映画は面白いです」と自ら太鼓判を押した。

堤幸彦監督(70)とは、08~09年まで3部作で公開された「20世紀少年」シリーズ以来、15年ぶりにタッグを組んだ。「お互い、年取りましたね。でも、変わらない。ウソでしょ? というのをありそうに変える。堤監督じゃないと撮れない」とたたえた。