NMB48の山田菜々(21)村上文香(20)が14日、大阪市内で、若年層の選挙啓発キャンペーンに参加した。

 2人は、大阪青年会議所が立ち上げた「選挙にいったんで!プロジェクト」で、推進リーダーに就任。ネット選挙が解禁されて初めての国政選挙が7月に控えており、山田は「(選挙関連ニュース、候補者の主張などが)携帯でも見られるので、しっかり勉強して、同世代の子たちに選挙に行こうって呼びかけていきたい」と、身近になった選挙をアピールした。

 山田自身は、今月8日のAKB48グループで総選挙で28位に入り、「1人1人のファンの方の気持ち、1票の大切さをあらためて感じました」。1票の重みを痛感したといい、自身が投じる1票への考えも変わった。「私がブログに書くことで、興味を持ってもらえることも多い。その服どこの?

 とか聞かれるので、まずは私がきっちり選挙を勉強します」。

 昨年末の衆院選では、グループでただ1人、選挙権があり、期日前投票を経験していたが「今年も仕事がありそうなので、絶対に期日前投票に行きます」と宣言した。

 選挙を経て、社会に望むことを聞くと「ドメスティック・バイオレンスって、テレビのニュースで見たんですけど、怖くて相談もできなかったり…。少しでも、そういう人がいなくなるような世の中になってほしい」と訴えた。

 また、兵庫・甲南女子大2年(文学部)の村上は、大学でアナウンスの勉強をしており、「ニュースはよく見るようにしているので、私たちのブログにも、投票を呼びかけていきたい」と話していた。