AKB48佐藤亜美菜(23)が15日、東京・AKB48劇場で行われた自身の卒業公演に出演した。

 冒頭のトークで「今日のためにたくさんたくさんリハーサルしてきました。元気いっぱい頑張ります!」と笑顔を見せた。大島優子(25)は「亜美菜ちゃんと最後の思い出を作ろうと思って、どんな髪形にしたらいいか亜美菜ちゃんに聞いたら、こうなりました。もう二度とやらないな…」と珍しいツインテール姿を披露した。

 アンコールでは、中田ちさと(23)倉持明日香(24)と3人で、「私がAKB48を好きになったきっかけの曲」というChocolove

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 AKB48の「明日は明日の君が生まれる」を熱唱。さらに、同じ4期生の藤江れいな(19)大家志津香(22)、現SKE48の中西優香(24)出口陽(25)がサプライズ出演すると、「感無量ってこういうことを言うの」と泣き崩れた。

 所属するチームKキャプテンの大島からは「努力もすごい子。総選挙で8位になった時、本当に驚きました。こんなに頑張っている、ステージの女神がいるんだって。私も負けないように頑張ろうって思いました。AKB48のコンセプトとして一番大切な、『会いに行けるアイドル』を体現している人だと思います。卒業した後、外で一生懸命やってくれることによって私たちも頑張れるから、切磋琢磨(せっさたくま)していきたいです。これからも仲間として頑張りましょう」とエールを送られた。

 佐藤はファンに向けて、「何言っていいかわからないくらい、みんなにいっぱい迷惑かけてすみませんでした。AKB48にいる間に、本当は恩返ししたかったけど、私がそう思うほど、みんながいっぱいいろんなものをくれるから、追いつけなくて…」と涙。

 「だから、卒業したら、みんなの前に出てくるまでに時間がかかっちゃうかもしれませんけど、一生懸命頑張って、絶対恩返ししたいと思っています。ファンのみんなも、メンバーのみんなも、AKB48も大好きです。本当に、AKB48に入ってよかったです」と続けた。さらに、「卒業してから、絶対に、失敗しません。卒業生としていいお手本になれるように頑張ります。『あんないばらの道を行ったのに、やっぱり努力すれば報われるんだな』って思ってもらえるように、一生懸命頑張りたいと思います」と力を込めた。

 佐藤の劇場公演出演はこの日が最後だが、握手会関連は6月29日(パシフィコ横浜)まで出席する。