「スカイ・クロラ」賛否両論
<ベネチア映画祭>
【ベネチア4日=木下淳】押井守監督(57)のコンペ部門出品作「スカイ・クロラ」の評価は賛否両論だった。公式上映翌朝の「CIAK」誌が地元紙の評をまとめた星取表は上から2番目の4つ星が1紙、最低の1つ星が2紙、平均の3つ星が最多の5紙だった。菊地凛子と加瀬亮も参加した公式上映では観客の大半が退出してしまう不運もあった。同作はエンドロールの最後に1シーン残っているため、拍手を促す照明の点灯を遅くしたが、その影響から帰る人が増え、最後まで残ったファンは約70人。それでも押井監督は「客が次々と劇場を出て焦ったけど、逆に残ってくれた方々の姿に感動した」と喜んでいた。同作は世界70超の国と地域で配給される。
[2008年9月5日9時9分 紙面から]
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