子どもだけでなく、ハリウッドセレブたちからも愛される日本の“かわいい”を代表するキャラクター「ハローキティ」が、今年で生誕40周年を迎え、ロサンゼルスの全米日系人博物館で企画展が11日に開幕しました。「Hello! Exploring the Supercute world of Hello Kitty(ハロー! ハローキティのスーパーキュートな世界への体験)」と題された展示会は、来年4月26日までのロングランとなります。

 美術館で行われる同キャラクターの展示会としては過去最大の規模。ハローキティ誕生から現在までの歴史を紹介しながら、ハローキティのコレクションの中からこれまで公開されることが少なかった貴重な商品や影響を受けたアーティストたちによるキティをモチーフにした作品なども展示されており、キティの世界をまるごと体感できます。キティの大ファンとして知られるパリス・ヒルトンやケイティ・ペリーらセレブが着用したキティをモチーフにしたファッションなども展示されており、ハリウッドセレブに愛されたキャラクターであることもうかがえます。中でも目玉は、09年にレディー・ガガがハローキティ誕生35周年の際に写真撮影用に着用した特注のドレス。

 今企画展のキューレターの一人を務める「ピンク・グローバライゼーション:ハローキティ太平洋横断の旅」の著者でハワイ大学のクリスティン・ヤノさんが、今夏に「ハローキティはネコではないとサンリオから説明された」とロサンゼルスタイムズ紙に告白して大きな話題となりました。ヤノさんによると、ネコとして展示会で紹介しようとしたところ、「小さな女の子で、お友達。でもネコではありません」ときっぱりと否定されたのだと言います。このニュースは瞬く間に世界中に広がり、大ファンのケイティ・ペリーがツイッターで、「ハローキティファンのみんな、大丈夫よ。落ち着いて。キティはネコよ」とコメントするなど、ハリウッドセレブの間でも大きな衝撃が走りました。それほどまでにアメリカでも愛されているキティ。主催する全米日系人博物館のキムラ館長は、「ハローキティは日米の文化の懸け橋の役割を果たしている」と語り、期間中に様々なワークショップやレクチャーなどの開催も予定されています。

 ハリウッドではキャメロン・ディアスやマライア・キャリー、アヴリル・ラヴィーンらキティファンはたくさんおり、トム・クルーズの長女スリちゃんもたびたびキティグッズを手にお出かけする姿が目撃されています。この展示会をきっかけに、またたくさんのファンを増やすことでしょう。

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