キャラが取り持ったご縁―。ご当地キャラクターの名前が同じ「みとちゃん」だったことをきっかけに、水戸市と鳥取県三朝町が交流していくことになった。ともに世界遺産への登録を目指す文化財を持ち、登録に向けた勉強会を開くなどしている。
国宝「投入堂(なげいれどう)」がある三徳山(みとくさん)に由来する三朝町のキャラは2010年3月に生まれ、デザインも山をかたどっている。一方、12年11月に誕生した水戸市の方は、名物のわら納豆や水戸黄門をあしらったキャラだ。
水戸市などによると、市観光課が名前を決定した後、外部から「三朝町とかぶっている」と指摘があり発覚。今年5月、高橋靖水戸市長が吉田秀光三朝町長に連絡を入れたところ、自治体同士の交流に向けた話がとんとん拍子で進んだ。
三朝町は三徳山を、水戸市は江戸時代の藩校・弘道館などを世界遺産に登録しようとしている。吉田町長は「全く違う場所で同じ名前だったことに驚いた。今後、必要に応じて情報交換していきたい」としている。



