大阪都構想実現を目指す橋下徹大阪市長(45)は15日、大阪市東住吉区内で行われた都構想の住民説明会に出席し、都構想の是非を問う来月17日の住民投票で賛成多数なら、今年11月の市長選へ立候補することを明言した。この日夕、カンテレ(関西テレビ)が報道番組「ゆうがたLIVE ワンダー」(月~金曜午後3時50分)の中で、その模様を放送した。

 橋下氏は現在、大阪市内各所で、都構想に関する住民説明会を開いており、この日は3カ所を回った。東住吉区内での説明会では、参加者から「いつまで都構想にお付き合いいただけるのか」と問われ、橋下氏は、住民投票で都構想が賛成多数になれば「11月の市長選に立候補します。最後まで都構想を完遂します」などと話した。

 橋下氏はこれまでも、都構想の実現が遅れたことから、当初は「1期4年で終える」としていた市長職について「都構想が支持いただけるならば、途中で放り出すわけにはいかない」として、続投方針を示していた。