芸能生活30周年の演歌歌手伍代夏子(53)が10日、東京・八重洲ブックセンターで、初の著書となる自伝「人生めぐり愛」出版記念イベントを行った。トークショーにサイン会と握手会に、約120人のファンが参加。伍代は「レコードのサイン会はあったけど、本は初めて」と笑顔を見せながら、1人1人の手を握った。
芸能生活30周年の節目として、自伝出版のオファーがあった際、当初はためらったという。「文章を書くなんて考えたこともなかったから。でも、主人(杉良太郎)も『1度、やってみたらいいよ』と後押ししてくれて決めました」。
構想に約半年。実際に書き始めて約1カ月を要した。「途中で後悔。ずっと壁にぶつかっていました。書いていると当時のことを思い出してハラハラしたり…。泣きながら書きました」。書き終えた今は「ヤッターという達成感はある。私の全てが書かれている」と胸を張った。
ペンを手に取って、あらためて人生について思ったことがある。「一生懸命にやったから報われるというものでもない。それでも、一生懸命にやらないと! 保証がないから努力をしないというのは間違い」
同書では、歌手として何度も名前を変えた下積み時代やC型肝炎の発症と克服、杉との結婚生活や福祉活動などを鮮明につづっている。杉は読み終えた後で、「最初から最後まで全部おまえだった」と感想を口にしたという。



