葛飾北斎が晩年の活動拠点を置いた長野県小布施町で10日、スタジオジブリ作品の監督で知られる高畑勲さんが、日本美術がアニメに与えた影響をテーマに講演し「日本画の多様性と情報の多さは、現代のアニメ作品にも通じるものがある」と述べた。
同町の美術館「北斎館」が4月にリニューアルしたことを記念し開かれた。
高畑さんは日本画とアニメの共通点を自身の作品の話を織り交ぜながら解説。「日本画は世界的にもユニーク。日本美術にもっと興味を持ってほしい」と話した。
同町教育委員会などが若い人にも浮世絵に関心を持ってもらおうと企画、約180人が集まった。
北斎館は来年の開館40周年を前に増改築。館内のタブレット端末で展示品を手に取るように鑑賞可能にするなど、展示方法を一新した。
高畑さんはアニメ映画監督の宮崎駿さんとともにスタジオジブリを創設。最新の監督作「かぐや姫の物語」はアカデミー長編アニメ賞候補にノミネートされた。




