歌手美川憲一(69)が7日、東京・台東区の浅草で、ご当地を舞台にした新曲「吾妻橋で待つ女」の発売記念イベントを行った。

 4人組の現役俥夫ユニット、東京力車の人力車に乗って新仲見世通りなどを練り歩き、多くのファンに声援をもらった。

 取材では“芸能界のご意見番”として、年明けの芸能マスコミをにぎわせた話題に持論を展開した。

 ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音(えのん=27)との不倫騒動に揺れるベッキー(31)には「男の選び方が悪い」と一喝。「人のものはメラメラ燃えるのよ」と、不倫の“魅力”に理解を示す一方で、「でも自分のものになったら冷める。そして、いつかは自分も同じ目にあう」と注意した。

 川谷には「顔を洗って出直しなさい」「謹慎しなさい」と手厳しい。「自分は表に出ずに引っ込んでいれば生活できるでしょうが、ベッキーのことを考えなさい」とレッドカードを掲げた。

 覚せい剤所持容疑で警視庁に逮捕された元プロ野球選手清原和博容疑者(48)にも触れた。週刊誌報道が出た後から「いつか捕まると思っていた」という。自身も薬物事件から立ち直った経験があるだけに、「子供たちのヒーローなんだから出直して。チャンスはあるから強く生きてほしい。頑張って」とエールを送った。

 解散騒動に揺れたSMAPには「ジャニーズに育ててもらったんだから、独立は考えない方がいい」とアドバイスした。

 お笑い芸人、狩野英孝(33)の二股疑惑には「よくやるわね。でも、もてるのよ」。

 また、元の所属事務所社長から約2億1000万円の支払いなどを求められた控訴審で、事務所側の控訴棄却という“全面勝訴”したことには「勝ってホッとしたけど、心の中にはもやもやしたものがある」と話した。「(元社長に)恨みつらみはないのよ。私が選んだ人だから。でも、大変よ」。裁判の影響で仕事のキャンセルなどが出て、苦労をしていることを嘆いた。