フリーアナウンサーの宮根誠司氏(52)が、NHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜午前8時)に、生命保険会社の社長役で出演することになり、19日、発表された。

 宮根アナは、東京の生命保険会社「古川生命」の社長役で出演。ヒロイン波瑠演じるあさが切り盛りする加野屋では、戦争の影響で生命保険事業が厳しくなり、あさは同業他社との合併で窮地を乗り切ろうと動き、古川生命に合併話を持ちかけるという設定だ。

 また、松平定知アナウンサー(71)も、九州に起こった「福豊生命」の社長として出演。九州で炭坑開発に乗り出したあさを実業家として認め、加野屋との合併を考えていく。

 宮根、松平両アナは、3月22、23日放送分に登場する。

 制作統括の佐野元彦担当プロデューサーは「生命保険会社の合併シーンは、あさの最後の大仕事」と位置づけ「経済界の大物の役は、演じてくださる出演者の存在感がすべて」と、両氏の起用理由を説明した。

 また、宮根、松平両氏には「誰もが納得して頂ける方々にご参加いただくことになり、本当にありがたいです」とコメントしている。