河北麻友子(24)が11日、東京・シネマート新宿で主演映画「白鳥麗子でございます!」(久万真路監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 世間知らずで意地っ張りなお嬢様を演じた河北は、劇中さながらのゴージャスないでたちで登場した。ベルサーチの黒のロングドレスに、ルブタンのハイヒール。さらにブルガリのジュエリーは総額1000万円相当。ドレスには深いスリットが入っており、水野勝(25)は「そんなに破れちゃってていいの?」とボケをかまし、河北を笑わせた。

 累計1700万部突破の大人気漫画が原作で、映画化は20年ぶり。河北は鈴木保奈美、松雪泰子に続いて3代目の麗子を演じた。麗子との共通点を聞かれると、河北は「多すぎて、そこから始めると時間が足りない」と、あえて似てない部分を明かした。「麗子は料理が下手だけど、私はちゃんと料理をします。得意料理はなすの…」。すると小林豊(27)から「なすキャラじゃないでしょう?」と突っ込まれていた。

 麗子は劇中で、水野演じる哲也と同居している設定だが、実際には、すべてをビジネスと割り切る、小林演じる桐生の方がタイプという。「桐生さんがいいです。だって哲ちゃん、すごくチャラいんですもん」。まさかの暴露に、久万監督は「映画、作り直した方がいいかな」と困惑していた。

 ほか久松郁実、上野優華、吉原雅斗が登壇した。