優香(35)を射止めたのはワイルド系イケメンの俳優青木崇高(36)だった。日刊スポーツが2人の結婚を報じた13日、双方の所属事務所が報道各社にファクスを送り、正式発表した。

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」や映画「るろうに剣心」シリーズなどで青木を起用した大友啓史監督(50)は、青木について「見た目はワイルドだけど繊細で、物事への取り組みが熱心」と話した。「るろ剣」では力持ちの豪快キャラを演じたが「自分の出番がなくても撮影現場に来て、他の俳優の芝居を見ている」と熱心な姿勢を記憶している。大友監督が演出した「龍馬伝」では、役作りのため、体重15キロの増量に取り組んだ役者魂に驚いたという。

 好奇心が人一倍強い面もある。「(グラフィックの)デザインに興味があり、面白いことにどん欲。『龍馬伝』で人気になった後も俳優として売り時なのに、2カ月休んでニューヨークに語学留学に行っちゃったりする。今はその熱意が役者にいい形で向いている」と予測不可能な魅力を指摘する。

 海外生活の経験があるせいか、「オープンな性格で、誰とでも友達になれる。キャンペーンで行ったフィリピンでは子供に大人気だった」という。