話題映画7本が公開初日を迎えた25日、出演者が都内の各劇場で舞台あいさつした。映画監督に初挑戦した黒木瞳(55)は目を潤ませた。

 「嫌な女」で監督に初挑戦した黒木は「キャストの皆さんのあいさつを聞いているだけで感無量な感じがしています」と話した。観客から「公開初日、おめでとう~」と祝福されると涙ぐんだ。声を震わせながら「皆さまお越しくださってこんなにうれしいことはありません。思いはあるのですが言葉になりません」。主演した吉田羊、木村佳乃(40)も感無量の表情を浮かべていた。