俳優石坂浩二(75)が、来春テレビ朝日が新たに創設する帯ドラマ枠で放送される連続ドラマ「やすらぎの郷(さと)」で主演することが29日、発表された。

 02年のTBS系「水戸黄門」以来15年ぶりの連ドラ主演。同枠は中高年向けの帯ドラマで放送時間帯は未定。倉本聡氏のオリジナル脚本で2クール放送される。テレビ関係者専用の老人ホームが舞台で、石坂はシナリオライター役。往年の大女優役で石坂の元妻の浅丘ルリ子をはじめ有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫らが出演。石坂は「初めてのカラーテレビ、初めてのVTR…テレビの歴史のいろいろな初めてに参加してきましたが、テレビ朝日の初めての挑戦に参加できることがうれしい」と話している。