乳がん闘病中の小林麻央(34)が、同じく乳がんを患っていた自身の母親に思いをはせ、「永遠に、母には敵わない」とつづった。

 麻央の母は、麻央が歌舞伎俳優の市川海老蔵と結婚した10年頃、乳がんを患っていたという。麻央は24日に「母の愛」とのタイトルでブログを更新。自身が乳がんの告知を受けた14年10月当時を振り返り、「私の母は、私が病院で告知をされている間、家で子供達をみていてくれた」とつづった。

 「私が乳癌であることを電話で聞いて、どんなに悲しかったことだろう。自分と同じ思いをこれから娘がするなんて」と母の胸中に思いをめぐらせた麻央。「きっと、一番に私を抱きしめたかっただろうに、母は言った。『たかとしさん(主人)のところに行きなさい。子供たちのことは、ちゃんとみてるから』」と当時、母が見せた姿に「私は母になっても、永遠に、母には敵わない」とつづった。

 そして麻央は「落ち込んだとき、いつも強くて優しかった祖母や強くて明るい母の血が私の中には流れていると思うと、底知れぬものに守られている感覚に包まれるのだ」と、母や祖母への思いをつづった。