女優芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK「べっぴんさん」(午前8時)の14日の平均視聴率が、18・7%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 2週目も週末にきて、再び20%を割った

 14日は、夫の紀夫(永山絢斗)は、子供の名前は男の子だったら五十八(生瀬勝久)に付けてもらってほしい、娘だったら「さくら」にしてほしい、と言って出征していった。

 子供のころ、桜の花びらの中にいるすみれ(芳根京子)を見て、紀夫は恋をしたという。すみれのように、花をさかせてほしい、と願っていた。

 数ヶ月後、すみれは出産した。女の子で「さくら」と名付けた。

 すみれは栄養不足で母乳も出ず、米をすりつぶして汁を飲ませるなどしていた。あるとき、隣にすむ英国人が戦争の激化で母国に帰るから、と粉ミルクをくれた。

 そこで外国人らに子供のケアを教えているのがかつての坂東家の女中の娘明美(谷村美月)だった。だが、すみれは気付かなかった。

 戦争は激しくなり、神戸にも空襲が始まった、という回だった。