小金井女子大生刺傷事件に関して、松本人志(53)が被害者である冨田真由さん(21)に「なにかしてあげられることはないか」と語った。 

 東京都小金井市で昨年5月、歌手活動をしていた冨田真由さん(21)が刺されて重傷を負った事件の裁判で、被告に懲役14年6カ月の判決が出ると、これが「被害者感情を考えると刑期が短すぎるのではないか」という議論を巻き起こした。しかし被告は逆に判決を不服とし控訴している。

 5日のフジテレビ系「ワイドナショー」では、大川興業の大川豊総裁(55)が自身が取材したことがあるアメリカの例を紹介。「性犯罪者とストーカー犯罪者って実は頭いいというか、必ず模範囚になっちゃうらしいです。ちゃんと刑務所の中のルールを守り、すぐ出て来る」と実際には刑期が短縮されて出所するケースが多いことを懸念する。

 以前にも番組で刑が軽すぎると発言していた松本は、「僕はこの判決は本当にひどいと思っていて、34回も刺されて、最後裁判官にもう1発刺されたって感じがしますね」と再度憤りをあらわにした。

 被害者の冨田さんについて「かわいそう過ぎて…」という松本は、「彼女は芸能活動はもううんざりなのかもしれないんですけど、もし何かやりたいと思うことがあれば、俺も何かしてあげられることないんかなと思う」と自ら支援したい考えを示した。