MBSテレビの春の改編発表が24日、大阪市内で行われた。宗教団体「幸福の科学」の活動に専念する清水富美加(22)が主演するTBS系深夜ドラマ「笑う招き猫」(MBSは毎週日曜深夜0時50分、TBSは毎週火曜深夜1時28分)は既に放送がスタートしているが、同局は視聴者からの苦情などはないと説明した。

 同ドラマはMBSが制作。同局の編成担当者は「視聴者から『なんで出すんだ!』という声はないです。出家されただけで罪を犯したわけではない」とした。

 ドラマは清水と松井玲奈がダブル主演し、売れない女性漫才コンビが挫折を味わいながら夢を追う青春ストーリー。同ドラマは映画「笑う招き猫」(4月29日公開、飯塚健監督)と連動している。

 編成担当者は「騒動が始まる前にドラマ4本と映画は撮り終えています。実際にご覧になっていただくと、やっぱり彼女は演技が達者。あの子で持っているドラマです。非常にいい作品に仕上がっています」とクオリティーの高さを強調した。