アコースティックギターを手にギャグを繰り広げる吉本新喜劇の松浦真也(40)が21日、大阪市内で、交際11年の会社員女性Aさん(35)と結婚していたと報告した。今年5月16日に、大阪市内の区役所へ婚姻届を提出。すでに市内で同居しており、年内に挙式を予定している。

 松浦といえば、特技であるアコースティックギターをつねに持ち、場面にそぐわない音楽や効果音で笑いをとる芸が持ち味。

 今秋スタートの次期NHK連続テレビ小説「わろてんか」ヒロインに決まった葵わかな(18)が、ヒロイン会見時に「ファン」と公言したことで知られる。

 「仕事も頑張って、座長目指したいですね」

 笑顔で結婚報告をした松浦は05年に入団。駆け出し時代の若手ライブを鑑賞に来たAさんが「かっこいいって言っている」と聞き、すぐにグループで花見会食に臨んだ。

 「若干、いや、ちょっと、舞い上がって、ほぼ全裸に近い状態になてしまい…。もうあかんと思ったんですけど、『おもしろかったからいいよ』と。すぐに交際を始めました」

 06年5月に交際スタート。13年の「歌ネタ王」で優勝し、結婚宣言したものの「ダラダラしてたら、3年が過ぎ、そろそろかな、と。決してやばいことがあったわけじゃありません」と、結婚へ踏み切った理由を語った。

 ただし、13年に結婚宣言をしたことから「ウィキペディアには3年前から『既婚』と書かれてて、訂正したかった」そうで、その最中、1年半前から、市内で同居を始めた。

 「かっこいい」とほれられてから11年。いい気分だったが、先日、その当時の発言をAさんに確認すると「オタクっぽい雰囲気で、オタクが好みのタイプやから」との意味だったと判明。多少、がっかりしつつも、新喜劇で芽が出なかった当時、辞めようか悩んでいると「もうちょっと、芸人のあんたを見て見たいって言われたことで、続けてこられた。大事にしたい」と愛を確かめ合った。

 Aさんについては「手塚理美さんと、橋本マナミさんを足して2で割ったような、ちょうど真ん中ぐらい」と表現。Aさんは妊娠しておらず「3人ぐらい、子供はほしい」と話した。

 新喜劇座長のすっちー(45)ら、先輩にも結婚を報告しており、祝福された。すでに「15万円ぐらい」の婚約指輪は渡しており、現在は結婚指輪を物色中だという。

 また、次期朝ドラヒロインの葵が「ファン」と公言したことは「すぐチェックしました」とニンマリ。「これ、もしかして、朝ドラ出られるかな? と思って、(オファーを)待ってるんですけど、まだこないですね」と話していた。