東京・汐留の日本テレビに2日、新たな名所「ごくせん神社」が誕生した。日比谷神社の神職を招き、19日にスタートする同局の連続ドラマ「ごくせん」(土曜午後9時)の出演者、スタッフが玉ぐしを奉納してヒット祈願した。来年3月まで設置される。

 仲間由紀恵(28)が任侠(にんきょう)一家に育った型破りな女教師ヤンクミこと山口久美子を演じる。友情、家族、人を信じること、けんかと暴力の違いがテーマの人気シリーズ。02年、05年に次ぐ第3弾だ。前シリーズは平均視聴率28・0%、最終回は32・5%の高視聴率を記録した。仲間は「あまり意識はしていません。今回も新しい先生、生徒たちと真っすぐに向き合って作っていきます」。

 前作、前々作で売れっ子を輩出した教え子役には、高木雄也(17)三浦春馬(17)石黒英雄(19)仲間淳太(20)桐山照史(18)三浦翔平(19)ら。高木は「前の作品は見ていました。それに出られるのはうれしいですね」。三浦春は「作品を通して人間として、役者として成長したい」。このドラマが芸能界初仕事となる三浦翔は「皆さんの足を引っ張らないように頑張ります」と話していた。