嵐の櫻井翔(27)が11日、主演するフジテレビ系スペシャルドラマ「阪神・淡路大震災から15年

 神戸新聞の7日間~命と向き合った被災記者たちの闘い~」(16日午後9時放送)の完成試写会に出席した。震災で社屋崩壊の危機に直面しながらも新聞を発行し続けた神戸新聞社のドキュメンタリードラマで、櫻井は入社4年目のカメラマンを演じた。

 櫻井はこの役を演じたことを感謝しながらも、「(被災者の気持ちを)掘り起こしてしまう怖さがあった。ただ、この直後にサリン事件もあって震災報道がされなくなった側面もある。(当時の真実を)知ってもらうきっかけになったらうれしい」と話した。同僚の新人カメラマンを演じた吹石一恵(27)は震災当時、奈良に住んでおり、「揺れで目が覚めました。弟2人と母親のところへ行って震えていました」と振り返った。

 [2010年1月11日17時26分]ソーシャルブックマーク