NHK定例会長会見が4日、都内の同局で行われ、3日に放送した東京6大学野球の早慶戦の中継を、途中からマルチ編成のサブチャンネルで放送したことで、視聴者から放送当日だけで620件の反響があったことを明らかにした。内訳は「マルチ編成にサブチャンネルの見方が分からない」などの問い合わせが420件。その他は、サブチャネルを見られないアナログの視聴者からの苦情という。一方、大相撲の賭博問題で、家宅捜索情報を事前に漏らした同局記者の停職3カ月の処分には230件の反響があったことも公表。「ずいぶん軽い」と批判的な声が中心という。

 [2010年11月4日17時46分]ソーシャルブックマーク