歌手宇多田ヒカル(28)が26日、公式サイトで東日本大震災の被災者に向けたメッセージを発表した。

 タイトルは「メッセージ」と記し、冒頭で「今回の大地震と大津波でお亡くなりになられた大勢の方々に、お悔やみ申し上げます」とあいさつ。宇多田の母の藤圭子(59)は被災地である岩手県一関市で生まれた。「私にとっても、母の生まれ故郷である岩手、祖母が眠る宮城も大きな被害を受けたということもあり、今何が出来るかを考え、献血、そして日本赤十字社を通して被災地への寄付をさせていただきました。助け合う気持ち、愛し合う気持ちを忘れずに、みんなで一緒にこの困難を乗り越えていきましょう。(中略)被災者の皆さまの心と身体の傷が癒え、心から笑顔になれる日が1日でも早くきますよう、祈っています」とつづった。

 ツイッターで芸能人最多の約50万人のフォロワー(多くの読者)を持つ宇多田は、11日の地震発生数時間後から節電の呼び掛けや福島第1原発周辺の避難要請などのニュースをツイートした。