お茶の水女子大教授で文芸評論家の菅聡子さん(かん・さとこ)が14日午後7時、さいたま市の病院で死去した。48歳。福岡市出身。葬儀・告別式は17日午前10時半から、さいたま市浦和区上木崎4の2の23、さがみ典礼やすらぎホール与野で行われる。喪主は父隆(たかし)氏。

 樋口一葉をはじめ、日本の近現代の女性文学を中心に研究。著書に「時代と女と樋口一葉」「女が国家を裏切るとき」など。体調を崩し、4月から療養中だった。