歳末恒例の南座(京都市東山区)の歌舞伎公演「吉例顔見世(きちれいかおみせ)興行」を前に、出演する役者の名前を看板いっぱいに書く「まねき書き」が6日、妙伝寺(同市左京区)で始まった。
「勘亭流(かんていりゅう)」と呼ばれる太くて丸みを帯びた書体で看板に隙間なく書き、劇場の大入りを願う縁起物。担当17年目という書家川勝清歩さん(79)が、なめらかな筆遣いでヒノキ板(長さ180センチ、幅30センチ、厚さ3センチ)に次々と名前を書き込んでいった。
興行は30日から12月26日まで。中村勘九郎が襲名披露の口上の後、人間国宝の坂田藤十郎や市川団十郎とともに「船弁慶」に挑む。




