お笑いトリオ、ロバートの山本博(34)が、出身地群馬県の「邑楽(おうら)町観光大使」を務めることになり21日、都内で就任式が行われた。晴れの場で山本は、交際を公言していた彼女と最近、破局していたことを明かした。

 取材陣から、大使になった喜びの声を伝える相手がいるか聞かれた山本は「実は、彼女と4月に別れてしまったんです。(彼女が)アメリカに行ってしまって」と告白した。

 この女性とは約2年間交際したといい、テレビなどで「鬼ギャル」(派手なギャル風外見の女性)だと明かしていた。女性は11年7月のフジテレビ系「27時間テレビ」に顔を隠してスタジオ生出演。山本から高価な時計など総額約200万円分のプレゼントを「貢がれた」ことを明かし、当時話題になった。

 山本は「今は彼女はいないです」と話し、邑楽町のブランド白菜「邑(むら)美人」にかけ「これから、本当の『邑美人』を邑楽町で見つけたい」と新たな恋人探しに意欲を燃やしていた。

 ロバートとしては現在、秋山竜次と馬場裕之の出身地、北九州市の観光大使を務めている。唯一群馬出身だった山本が地元邑楽町でも何かしたいと考え最近、同町に住む母親山本トキ子さんに相談。トキ子さんが同町役場に観光大使就任を打診したところ、わずか約5分程度でスピード決定したという。

 この日、トキ子さんも激励に訪れた。独り身になった山本は「観光大使の名に恥じないように、邑楽町を盛り上げていきたい」と当面は大使業務に力を注ぐことを誓っていた。