9日に放送された堺雅人(39)主演のフジテレビドラマ「リーガルハイ」(水曜午後10時)の初回視聴率が21・2%(関東地区)だったことがビデオリサーチ社の調べで明らかになった。最終回で42・2%の視聴率を記録して話題になったTBS日曜劇場「半沢直樹」の初回視聴率19・4%を上回った。

 瞬間最高視聴率は、主題歌「SLY」が流れる終盤の午後11時17分の23・5%だった。

 「リーガルハイ」は昨年4月に火曜9時枠で放送された法廷コメディーの最新作。法廷で負け知らずの偏屈な弁護士、古美門研介の活躍を描く。昨年の視聴率は初回が12・2%、平均視聴率は12・5%だった。

 新シリーズの初回は、「世紀の悪女」に小雪を迎え、初めて裁判で敗北を喫する展開となった。

 同局ドラマ制作部の成河広明プロデューサーは「何より、こんなに多くの皆さまにリアルタイムで見ていただけだことに、キャスト、スタッフ一同本当に感謝の気持ちでいっぱいです。とはいえ、リーガルハイはリーガルハイ。今後のバカバカしい展開もひとつ広い心で優しく見守ってくだされば幸いです」とコメントしている。