落語家桂歌丸(77)が、今月26日に岩手・大船渡で行われる日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時30分)の収録に参加することが14日、明らかになった。

 この日、都内で行われた映画「もういちど」(8月公開予定)の制作発表の後、主演で大喜利メンバーの林家たい平(49)が「もう、大丈夫。大船渡に一緒に行きます」と明かした。

 歌丸は慢性閉塞(へいそく)性肺疾患と肋骨(ろっこつ)骨折(左側)のため先月29日に入院して、今月5日の収録は林家木久蔵と三遊亭好楽が大喜利司会の代役を務めていた。仕事復帰は22日の落語会の予定。放送予定では5月11、18日が代役で、同25日から司会復帰となる。

 「もういちど」で企画、主演を務めるたい平は、江戸時代を舞台に落語家修行をあきらめながら、長屋の子供に頼まれて教える男を演じる。「落語に出会って人生が豊かになった。落語の素晴らしさを映画を通じて伝えたい」と話した。ほかに富田靖子、ガレッジセールのゴリらが出演する。