東京地検は27日、自宅で覚せい剤と合成麻薬MDMAを所持したとして、覚せい剤取締法違反と麻薬取締法違反(いずれも所持)の罪で、歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)を追起訴した。

 起訴状などによると、5月17日、東京都目黒区の自宅で、覚せい剤約0・43グラムとMDMA87錠を所持したとしている。

 ASKA被告は計3回逮捕され、知人の栩内香澄美被告(37)とともに、覚せい剤取締法違反(使用)の罪でも起訴されている。地検は別の覚せい剤所持容疑については27日付で不起訴処分とし、「現時点で他に追起訴の予定はない」としている。