シンガー・ソングライター加藤登紀子(70)が14日、東京・港区のビルボードライブ東京で歌手生活50周年記念パーティーを行った。

 パーティーには永六輔、うつみ宮土理、由美かおる、ゴスペラーズら約300人が駆けつけた。ゴスペラーズとのコラボレーションでは「花筐(はながたみ)」を歌唱。2002年に夫の元全学連委員長・藤本敏夫さん(享年58)が死去。その直後に発売された曲で、加藤が作詞し、ゴスペラーズの村上てつやが作曲した思い出の1曲だ。ほかには「百万本のバラ」「愛の讃歌」を歌唱し、森繁久弥さん、河島英五さん、高倉健との秘蔵映像の上映もあった。

 古希の節目でもあるこの日の開催場所を同所にしたのは、藤本さんが防衛庁(当時)襲撃事件を起こして逮捕された事件現場跡地だからで、「8カ月も拘置所にいて、皆さんの税金を使って、どこよりも安全な場所でたくさん勉強させてもらいました」とユーモアたっぷりに30年間、連れ添った最愛の夫をしのんだ。

 パーキンソン病と闘病中の永六輔は「病状が良くならないパーキンソン病なんですが、自分はよくなっている。パーキンソン病のキーパーソンなんです」とジョークを飛ばして笑わせた。