CHAGE

 and

 ASKAのChage(56)が、25日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」内で独占取材に応じ、覚せい剤取締法違反などの罪で有罪が確定した歌手ASKA(本名宮崎重明=56)について、5月の逮捕以降、初めて語った。

 Chageは事件について「僕の中でも、まだ整理がついていないんですよ」と吐露。逮捕以降、ASKAと連絡を取っているかについては「僕がここで言うと、いろいろ尾ひれはひれがついて、迷惑を掛けてしまう人がいる」と明言を避けた。その上で「40年以上、付き合ってきたので、2人きりで話し合える日が来る」とかみしめるように語った。

 ASKAを本名の宮崎重明の名で呼び、複雑な心境を語りながらも友情の深さをのぞかせた。CHAGE

 and

 ASKAの今後について「今は、そっとしてほしいかな。慌てないで、落ち着いて、自分自身と向かい合って。ASKAと呼ばれる前の僕が知っている宮崎重明に戻って。そこから僕らは、振り出しに戻ることが許されるかどうか。まずは、やるべきことをちゃんとやりましょう」とASKAに呼びかけるように語った。

 Chage自身、ASKAの逮捕のショックは甚大で「曲が出来なかった。夏前ですかね。ミュージシャンとしては致命的」と明かした。秋に作詞家の松井五郎氏から詞を提供され、「equal」を作り上げることが出来た自身の今後について「音楽を通して恩返しをしていく。それが僕の活動」と言った。そして、この大事件があった今年を振り返り「試されているんですよ。僕は。今年1年を表すのであれば“試された”ということです」と語った。