重度の肝硬変を患い闘病を続けている元女流棋士でタレントの林葉直子(47)が27日、自身のブログを更新。現在の病状に関する取材の自粛を求めた。

 昨年2月に重度の肝硬変を患っていることを告白し、現在も闘病を続けている林葉。当時は重い症状から本人もブログやテレビ番組で「そんなに長く生きられる身体ではないなと思っている」「いつ死んでも悔いはない」と、死を覚悟するコメントをしていた。

 しかしブログでは常に明るく振る舞い、元気な様子もうかがわせていた林葉。そして47歳の誕生日を迎えた24日のブログでは、「勝負師は太く短くと思っておりましたが、思った以上に長生きしております。なんと、体調も少しずつよくなっている感じがしておりますし、体重も増えています」と、快方へ向かっていることを伝え、「これからも頑張っていきます」と意気込みをつづっていた。

 林葉の病状報告は複数メディアに取り上げられ、その反響の大きさに「誕生日に体調が良くなったと書いたところ、いろんな方からご連絡をいただいて本当にありがとうございます。いやあ、正直、こんなに反響があるとは思いませんで、ビックリしております」と驚いた林葉。しかし、この件に関するマスコミ取材については「ただ、ひとつだけ、病気に関する取材で直接電話をかけてこられたり、友人等に連絡されたりしないように何卒お願いします」と求め、「羽生選手のことや、西島さんの話だったら喜んで答えるんですけど、病気のことだと先生に聞かなければわからないこととか、あれやこれやありますので、スイマセン!」と事情を説明した。