歌手GACKT(38)が14日、東京・丸の内ピカデリー1で映画「BUNRAKU

 ブンラク」(監督・脚本ガイ・モシェ、提供松竹)の初日舞台あいさつを行った。異例の3スクリーンをジャックし、約2000人のファンが集まった。ハリウッド初進出となった作品。GACKTは、スタント無しでアクションで行い、「熱が40度出たことと歯が1本折れた。腕が折れなくて良かったよ」と振り返った。奥歯を折っても瞬間接着剤で貼り付け撮影を続けていたことを明かした。

 監督からは、ダブル主演となった米俳優ジョシュ・ハーネットの、「顔を回し蹴りしてと言われ、190センチを超える身長のジョシュに耳元でちょっとだけ小さくなってよと話したんだ」と秘話も飛び出し笑いを誘った。

 舞台は、人間が戦争を繰り返し生まれ変わった新しい世界で繰り広げる“超革新”ビジュアル・アクションエンターテインメント。

 謎めいた流れ者ジョンハーネットと誇りと名誉を重んじる侍ヨシ(GACKT)がタッグを組み残虐な組織と戦う。