来年ゴールデンウイーク公開予定の映画「THE

 NEXT

 GENERATION-PATLABOR-」(押井守総監督)のフッテージ映像が23日、東京・TOHOシネマズ日本橋で開催中の第27回東京国際映画祭で解禁された。

 また同作に敵キャラとして、姿を消すことが出来る特殊ヘリコプター「グレイゴースト」が登場し、その操縦士・灰原零を森カンナ(26)が演じることが発表された。

 フッテージ映像は(1)グレイゴーストが警視庁特車2課の建物を蜂の巣のように狙撃するシーン(2)真野恵里菜(23)演じる主人公・泉野明らが操縦するロボット・イングラム2体が、橋の上でグレイゴーストに狙撃されるシーン(3)泉野明が操縦席内で、見えないグレイゴーストの恐怖をかみしめるシーンの3本。映像は4K、音響はドルビーアトモスと、最先端の技術を使って作られる、日本で最初の映画になるという。押井監督は「見えないもの(グレイゴースト)をどう表現するかが演出のカギ。映画は技術的にチャレンジしないと面白くない」と語った。

 この日は上映に先立ち、六本木ヒルズアリーナで、高さ約8メートルの実物大イングラムを大型車両を使って立たせるデッキアップイベントも行われた。この日の一連のイベントには、真野と森のほか筧利夫(52)太田莉菜(26)も参加した。