ロックバンドX

 JAPANの復活ライブが30日、東京ドームで最終日を迎えた。公演を締めくくったのは、98年に死去したHIDEさんが3D映像でよみがえる「ART

 OF

 LIFE」。午後9時55分、YOSHIKIは最後のドラムをたたき終えるとそのまま、倒れ込んだ。初日のように失神したかに見えたが、TOSHIが駆け寄るとYOSHIKIは自力で立ち上がり花道を歩いた。「Say

 Anything」がBGMで流れる中、HIDEさんの人形をYOSHIKIとTOSHIが掲げ“5人”でカーテンコール。92年以来となるドーム3日連続公演を完走したメンバーに、5万人のファンが拍手で祝福し、YOSHIKIは花道に寝そべりながら全身で拍手を浴びた。

 初日公演は2時間17分遅れでスタート、29日は予定通り。この日は24分遅れの午後6時24分に始まった。ドーム規定のライブ終了時間ギリギリの午後10時すぎに終わり、YOSHIKIは「また会おうぜ!」と約束した。開演時間が遅れたことも、3日連続で完走したこともX

 JAPANの「新伝説」。5月のHIDEさん追悼ライブ、7月のパリ公演と新たなステップへと向かう。