中沢裕子(35)松浦亜弥(22)らハロー!プロジェクトの“お姉さん組”22人が、来年3月末でグループを卒業することが19日、所属事務所から発表された。ハロプロは98年デビューのモーニング娘。のファンクラブの名前にちなみ、つんく♂(39)プロデュースのアイドル集団の総称として、総勢68人まで拡大してきた。最近は主にモー娘。を卒業した中沢らのエルダークラブと妹分のワンダフルハーツの2組に分類。今回はエルダークラブを中心に22人が卒業して自立することになった。モーニング娘。の現メンバー、Berryz工房、℃-uteを中心にハロプロが構成されることになった。

 つんく♂は「ハロプロ結成より10周年を過ぎ、自らの既成概念を蹴破って旅立つ勇気が必要だと考えた」と発展的卒業を強調。モー娘で社会現象を起こすなど、世紀をまたいでアイドル界を支えた中心メンバーがほぼ全員ハロプロを去ることになったが、リーダー中沢は「それぞれのメンバーが次のステップに歩み出します。今後は後輩が魂を受け継いでくれると思います」と話している。来年1月31日と2月1日、横浜アリーナで卒業公演を行う。