歌手安室奈美恵(32)が18日(日本時間19日)、モナコで開催された世界最大の音楽祭典「ワールド・ミュージック・アワード」に、アジア人女性として初めて招待された。ステージでは、歌唱後にパリス・ヒルトン(29)からベスト・アジアン・アーティスト賞のトロフィーを受け取り、万感の思いに浸った。
世界が安室をたたえた瞬間だった。大ヒット映画「アバター」主演のミシェル・ロドリゲスが司会を務め、ジェニファー・ロペスらが出席者の席に座る、世界最大の音楽祭典。初のアジア人女性アーティストと紹介されると、ミニスカートに金色のコルセット、ロングブーツのセクシー衣装で「Hide&Seek」を熱唱した。大喝采の中パリスからトロフィーを受け取ると、英語と日本語でスピーチして「Thank
You」と感激した。
過去20年で、マイケル・ジャクソン、マライア・キャリー、セリーヌ・ディオン、ボン・ジョヴィなど、世界の超一流アーティストが受賞して、歩いてきたレッドカーペットを歩いた。安室にとっても、欧州で初めて歌声を披露した。降壇しても興奮は冷めず「このたび、ベスト・アジアン・アーティストを受賞させていただき、モナコという地でパフォーマンスできたことを大変光栄に思います」と話した。
同祭典は、89年に国際レコード産業連盟(IFPI)が創設し、加盟国のCD売り上げをもとに表彰される。安室は、08年7月30日発売のベストアルバム「BEST
FICTION」が6週連続1位で、計180万枚をセールス。日本アーティストで史上初の、10代、20代、30代と3年代にわたってミリオンヒットを記録。09年12月16日発売のアルバム「PAST∧FUTURE」も、日本、香港、台湾、韓国、シンガポールで1位を記録した実績も含めて評価された。日本人としては93年のCHAGE&ASKA以来、17年ぶり2人目の快挙に「今後も、より多くの皆さまに応援していただけるように頑張ってまいります」。
セレブの公国モナコで、世界の近代音楽史に足跡を残した安室は、22日の仙台公演から再開する全国ツアーで、ファンへの恩返しを果たす。
[2010年5月20日10時27分
紙面から]ソーシャルブックマーク




