出川哲朗(46)内村光良(45)南原清隆(45)入江雅人(47)らが在籍した劇団「SHA.LA.LA」が12年ぶりに復活し「DONNA

 SUMMER

 NIGHT」(6月3~9日、東京・新宿の全労災ホール)を上演する。

 SHA.LA.LAは87年に横浜放送映画専門学院(現日本映画学校)の同期生だった出川、内村、南原、入江、田中和治、仁井田さゆり、朝山まゆみの7人で結成。「誰もが楽しめて元気が出る舞台」をモットーに出川が座長に就任。笑いあり、アクションありの舞台で人気を集めた。初期は内村が作・演出し、内村と南原がお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」として多忙になった91年以降は入江の作・演出で98年の「タイタニック」まで活動した。

 出川は活動休止後も再三にわたり再始動を呼び掛けてきた。その情熱に入江がようやく脚本を書く気になり、内村と南原らも出演を決めた。出川座長は「お待たせしました。12年ぶり、ウッチャンナンチャンを含めると18年ぶり公演なので、皆さん以上に演者の僕たちが楽しみにしています。僕以外、成長したメンバーを見に来てください」。

 今回も入江の作・演出。高校時代の映研メンバーが久しぶりに集まり、そこで不思議なことが次々と起こるB級SFホラーテイストの作品となり、南原が振り付けを担当。入江は「観客にとってもメンバーにとっても、刺激がある舞台にしたい。そうじゃないとやる意味がない」と話している。

 [2010年5月28日8時34分

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