11年4月、スタジオジブリのアニメ映画「おもひでぽろぽろ」がミュージカル化され、東京・天王洲の銀河劇場で上演されることが15日、分かった。手塚治虫作品「アトム」「火の鳥」をミュージカル化した劇団わらび座と銀河劇場の共同主催で上演される。

 「おもひで-」は91年に岡本螢と刀根夕子の原作を、高畑勲監督でアニメ映画化された。自分に物足りなさを感じるタエ子は休暇を取り、山形の親せきの家へ向かうが、夜汽車で小学5年生の自分を思い出す。山形では有機農業を営むトシオの案内で農業を体験し、現在と回想が交錯する中で精神的に自立する姿が生き生きと描かれた。タエ子に今井美樹、トシオに柳葉敏郎が声優として参加して話題となった。

 ミュージカル版ではタエ子に朝海ひかる、タエ子の母親に杜けあきと宝塚出身コンビが決定した。トシオはわらび座の三重野葵が演じ、演出は栗山民也氏が担当する。銀河劇場公演は来年4月16日から29日までで、その後はわらび座キャストで秋田県仙北市の劇団本拠地「たざわこ芸術村・わらび劇場」でロングラン上演をする。12年4月から全国ツアーを予定している。

 [2010年8月16日8時57分

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