無期限の謹慎処分を受けていた歌舞伎俳優市川海老蔵(33)が7月の復帰舞台「七月大歌舞伎」(2~26日、東京・新橋演舞場)を前に会見を行わないことが18日、分かった。会見、合同取材などの申し入れに対し海老蔵は、けいこに集中することなどを理由に応じなかった。

 海老蔵は昨年11月、都内で飲酒した際に暴行を受けて大けがを負った。12月8日に退院した直後に会見し、同28日にも加害者側と示談成立後に会見した。しかし、今年4月に7月復帰が決まった時はコメントを発表しただけで、復帰についての会見を行わないとしていた。しかし、歌舞伎公演前には主演級俳優の合同取材会は恒例で、今回も申し入れがされたが、海老蔵は「いい舞台をお見せすることがすべて」と応じなかった。

 海老蔵としては2度の会見後にバッシング報道が続いたこともあり、言葉を重ねるよりは会見で言った「生まれ変わる」舞台を7月公演で見せたいとの思いがあるようだ。今は復帰演目「勧進帳」「春興鏡獅子」のけいこに意欲的に取り組んでいる。

 一方、復帰公演のチケットの売れ行きは好調という。海老蔵の舞台は昨年9月の京都・南座以来10カ月ぶりとあって、今月12日の前売り開始日には予約電話が殺到しパンク状態になった。発売初日にすぐ完売となり、演舞場では今年に入って1番の売れ行きという。

 今後は9月に大阪・松竹座、10月に名古屋・御園座の出演も決まり、10月に主演映画「一命」も公開される。7月に妻のフリーキャスター小林麻央(28)が出産予定だが、関係者によると「女の子と聞いています」という。海老蔵の会見、取材解禁は復帰舞台後になりそうだ。