萩本欽一(71)が、8日に都内ホテルで開かれる東貴博(42)と安めぐみ(30)の結婚披露宴で、東の「父親役」を務めることが5日、分かった。東の父親は88年に死去した人気コメディアンの東八郎さん(享年52)。欽ちゃんにとって師匠にあたり、恩返しの思いを込めて、当日は東さんに代わって父親席に座る。

 欽ちゃんは当初、難色を示した。5月に東京・浅草寺で行われた東と安の仏前結婚式では、東の強い要望で父親席に座った。主に親族を中心に40人ほどが集まった身内だけの式ということもあって、「父親役」を引き受けた。ところが8日の披露宴は、東さんに縁の深い出席者も含め、約380人が祝福に駆けつける盛大なもの。本来、東さんが座るべき席に自分が座ることは、簡単には受け入れられなかった。それでも、師匠の次男で、今は自分の弟子となった東からの頼みとあって前向きに受け止めた。最終的には、師匠への恩返しという気持ちを込めて、引き受けることを決意したという。

 披露宴には、東さんや欽ちゃんが支え続けた東京の軽演劇を継承する伊東四朗や三宅裕司らが顔をそろえる。司会は新郎新婦のキューピッドとなったタレント中山秀征。会場は「癒やし系」として人気を集めた安にふさわしく、森をイメージした空間になるという。ウエディングドレスは、デザイナー桂由美さんが手掛けた白とピンクの2パターンを着る予定だ。東にとって最高の喜びは、父親席に座る欽ちゃんの存在。「おやじの関係者も多い。何より師匠に父親席に座っていただけることがありがたい」と話している。【山田準】