女優吉高由里子(24)が韓国ドラマに初出演し、代役なしで体当たりの演技に挑戦していることが29日、分かった。韓国ケーブルテレビドラマ史上、最高視聴率を記録した作品の続編「ヴァンパイア検事2」で検事チームに捜査協力するカウンセラーを演じている。犯罪組織に拉致された場面の撮影では、棺おけに入れられ、約1時間も生き埋めになった。全身泥だらけで、口、鼻、耳には土が入り込む過酷さだった。
日本では通常1週間前には撮影するシーンが決まるが、今回は前日ギリギリまでシーンが決まらないことも多く、リハーサルなしの本番で、いきなりカメラが回る慌ただしい現場となっている。心身ともにハードな撮影だが、自分の演技を映像モニターで確かめながら、合間には韓国語で話し掛け、共演者、スタッフとコミュニケーションを深めているという。
11年の日本・タイ・韓国の合作映画「カメリア」の撮影では、真冬の氷点下10度の中、薄いワンピースと素足で演じたこともあったが、今回は「絶対逃げない、あきらめない。怖さから芽生えた初めての感情です」という。
制作側は、続編にあたって日本人女優の参加を構想した際、アジアにおける認知度、演技力などを条件に選考し、吉高の起用を決めた。体当たりの演技を含めて、制作側の評価は日ごとに高くなっており、当初の予定よりも長く出演することも内定した。主演のヨン・ジョンフン(33)は「才能豊かな女優。現場の雰囲気も良くしてくれる」と話している。吉高は「成長するため、今はもがきながら撮影しています。毎日が幸せです」と話している。前作は現在、ケーブルテレビM-netジャパンで放送中で、続編は韓国で9月放送開始(日本の放送時期は未定)。
◆吉高由里子(よしたか・ゆりこ)1988年(昭63)7月22日、東京都生まれ。06年映画「紀子の食卓」でデビュー。08年映画「蛇にピアス」で日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞受賞。映画は11年「婚前特急」12年「ロボジー」「僕等がいた」など。「東京DOGS」「私が恋愛できない理由」「美丘-君がいた日々-」など話題ドラマにも出演。158センチ。血液型O。




