女性K-POPグループ、KARAが8日、沖縄・西原マリンパークで行われた所属レコード会社のイベント「シグマフェス」に出演し、来年1月6日に東京ドーム公演を開催することを発表した。韓国の女性アーティストとして同所での単独公演は初となる。

 日本のK-POP人気を決定付けた5人が、ついに念願のステージに立つ。11組が出演したライブの大トリで登場し、「重大ニュースがあります!」と切り出した。スンヨン(24)は「私たち、KARAの東京ドームコンサートがついに決まりました!」と叫び、喜びを全身で表現した。

 韓国アーティストによる東京ドーム単独公演は、07年5月の歌手Rain(ピ)を皮切りに、東方神起、リュ・シウォン、チャン・グンソク、SUPER

 JUNIORと、男性アーティストが実現してきたが、韓国女性アーティストには未到の場所だった。それだけに喜びはひとしお。ニコル(21)は「初の女性アーティストとして出来ることが本当にうれしいです。(その栄誉に)恥じないようなコンサートにします」と宣言した。

 KARAは10年8月にシングル「ミスター」で日本デビュー。キュートなヒップダンスが話題を呼び、海外女性アーティストのデビュー曲として当時最高のオリコン初登場5位を記録した。続く「ジャンピン」も大ヒットし、同年末にオリコンが発表した新人セールス部門で、日本人アーティストを抑えて1位を獲得。日本でのK-POP人気確立に大きく貢献した。

 この日は、17日発売の新曲「エレクトリックボーイ」を初披露し、11月14日にアルバム「ガールズ

 フォーエバー」をリリースすることも発表した。ギュリ(24)は「みなさんが愛してくださるおかげです。これからも応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。